【ipad対応】美容室・サロンにおすすめの電子カルテ5選！特徴・選び方を解説

美容室・サロンでは、電子カルテの導入が進んでいます。

電子カルテを導入することで、従来の紙カルテでは解決が困難だった検索の手間や保管場所の問題などを解決できるため、業務効率化の実現が可能です。
しかし、いざ電子カルテを導入しようと思っても、「どのような電子カルテを選べばいいのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで、こちらの記事では電子カルテのメリットと注意点を詳しく解説し、美容室・サロンにおすすめの電子カルテ5選をご紹介します。電子カルテの導入を検討している方や、サロンを起業しようとお考えの方は、ぜひご参考にしてください。

電子カルテで利用できる主な機能

電子カルテは、顧客の情報をデジタルで管理するシステムです。従来は顧客情報を紙のカルテに手書きで記録していましたが、電子カルテでは顧客情報、施術履歴、写真、メモなどをデジタルデータとして一元管理が可能です。
また、それ以外にも電子カルテには紙カルテにはない機能が利用できるため確認しておきましょう。

顧客管理機能

電子カルテにはお客様情報やカウンセリング内容を記載します。
カルテには名前や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報だけでなく、施術内容や来店日時なども記録されるのが一般的です。
顧客情報を探す際は、お客様の名前などで検索するだけで、すぐに該当情報が見つかるため、一枚一枚のカルテを手作業で探す手間が省けます。
また、電子カルテならデータベース上での保存が可能なため、カルテの置き場所を気にする必要がありません。

関連記事：美容室向け顧客管理のよくある悩みと多角的視点からの選び方

予約状況が確認できる

電子カルテを利用すると、お客様の予約状況を容易に確認できます。
予約受付システムと組み合わせることで、予約情報が自動的にカルテに反映され、業務の効率化が期待できます。
複数の予約サイトを手動で管理していた場合、通知の見落としやダブルブッキング発生のリスクがあります。

一元管理可能な予約システムを導入することで、通知漏れやダブルブッキングのリスクを大幅に低減できます。

受付状況を確認・入力できる

電子カルテでは、これまでの受付状況や施術履歴をすぐに確認できます。
過去の来店日時や施術内容の履歴が残ることで、お客様の来店頻度が把握でき、次回の予測もしやすくなります。

予約していたメニューや当日の変更点なども手軽に入力・確認でき、施術後の感想や注意点なども簡単に記録できるため、スタッフ間での円滑な対応が可能です。

同意書への署名機能がついている

まつげパーマやリラクゼーションメニューを提供しているサロンでは、お客様に同意書を取ることがあります。
しかし、毎回手書きで同意書を取るのはスタッフやお客様にとって手間がかかります。

電子カルテなら、同意書が手軽に作成できます。お客様の情報とともに、施術内容への署名機能も組み込まれています。
紙ベースの同意書と比べて、電子カルテでは施術毎に署名を得るだけでOKなので、管理・保存が簡単です。

美容室・サロンで電子カルテを利用するメリット

美容室・サロンで電子カルテを導入すると具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

顧客情報の検索・閲覧・管理が簡単！

紙カルテを使用していると、顧客情報の検索が手間と感じることはありませんか？
長年にわたりサロンを運営していると、顧客情報がどんどん増えていって、保管や検索に困っている方も多いでしょう。
電子カルテなら、大量の顧客情報の中からでも、すぐに必要なカルテを探し出せます。
電子カルテには検索機能が搭載されているため、お名前やお客様番号で検索すると瞬時にカルテを見つけ出せます。
カルテ情報は何度でも気軽に修正できるので、管理も簡単です。

手書きの修正・編集が簡単にできる

紙カルテは、直接文字を書き込めたり、イラストなどをフリーハンドで描けたりと自由度が高いのがメリットです。

しかし、情報の修正や更新が必要な場合、一度書き込んだ内容の変更は簡単ではありません。また、修正や追記を何度も繰り返すと、何が正しい情報なのかが分かりにくくなってしまい、結局はカルテの作り直しが必要になり手間がかかってしまいます。

一方、電子カルテにも手書きができるものもあり、紙カルテのように自由に書き込むことが可能です。修正も簡単で、「戻る」ボタンや「削除」ボタンを使って、間違って書いた部分をきれいに消去できます。修正液や二重線で訂正する必要がなく、常に見やすく整ったカルテの維持が可能です。また、電子カルテは紙カルテのように劣化や破れることがないため、長期間にわたって常にきれいな状態を保つことができます。

カルテの保管スペースが必要ない

紙カルテを利用していると、保管場所が必要です。
保管場所はどこでも良いわけではなく、一定のセキュリティが求められることもあります。長年来店されていないお客様のカルテは、別の場所に保存されることもあります。
大量の紙カルテを保管・管理するだけでも一苦労です。

電子カルテなら、保管スペースが必要ありません。
利用しているシステムのサーバー容量によりますが、顧客情報はデータベース上で管理されるため、カルテが増えても全てデータ上で保管できます。
そのため、限られたスペースを有効活用できるというメリットがあります。

場所問わず閲覧できる

電子カルテは、iPadなどのタブレットがあればどこでも閲覧できます。

紙カルテを使用していると、保管場所まで行かなければ閲覧できません。また、カルテを店外に持ち出すことは個人情報漏洩のリスクも伴い、閲覧場所が店内に限定されています。

しかし、電子カルテならば、店外など場所を選ばずに顧客情報をチェックできます。
複数店舗を経営している場合でも、電子カルテを導入していれば店舗間で顧客情報を簡単に共有できます。

他システムとの連動により業務効率化ができる

電子カルテは顧客情報を保存・管理するだけでなく、他のシステムとの連携が可能な点もメリットの1つです。
具体的には、予約受付システムや会計（POS）システムとの連携が可能です。
予約システムとの連携では、来客日時や施術メニューを電子カルテと同期させることができます。
この同期により、情報が自動的に反映され、スタッフの手動入力が省けます。

会計（POS）システムとの連携では、お客様の来店頻度を予測し、売上を予想できるため非常に便利です。
電子カルテとの統合により、最近来店していないお客様を抽出し、お得なクーポン情報を提供するなど、再訪や販促を促すことも可能です。

美容室・サロンで電子カルテを導入する際の注意点

美容室・サロンが電子カルテを導入すると、多くのメリットがある一方で、導入前に把握しておくべき注意点もあります。

注意点を事前に確認し、適切な準備をすることでスムーズな導入と効果的な活用が可能になります。

導入・運用コストがかかる

電子カルテシステムの導入には、初期費用として専用ソフトウェアの購入費用やタブレット端末の購入費用が必要です。
また、月額利用料やサポート費用などの運用コストも継続的に発生します。紙カルテと比較すると、短期的には費用負担が大きくなる可能性があります。

しかし、長期的に見ると業務効率化による人件費削減や、カルテ保管スペースの削減などでコスト回収が期待できます。

スタッフの操作習得に時間が必要

紙カルテに慣れているスタッフにとって、電子カルテの操作方法を覚えるには一定の時間が必要です。特にデジタル機器に不慣れなスタッフの場合、習得に時間がかかる場合があります。導入初期は業務効率が一時的に低下する可能性もあるため、十分な研修期間を設けることが重要です。

システム障害やネット環境に左右される

電子カルテはシステムに依存するため、システム障害やインターネット接続の不具合が発生すると、カルテの閲覧や入力ができなくなるリスクがあります。

また、タブレットのバッテリー切れや端末の故障が発生した場合も利用できません。そのため、万が一の際には紙カルテを代替手段として用意しておくなど、業務が停止しないよう事前の対策が求められます。

セキュリティ対策が重要になる

紙カルテは基本的に店舗内で保管されているため、物理的に持ち出しされなければ情報漏洩のリスクは比較的低く抑えられます。

しかし、電子カルテは顧客情報がクラウド上で保管されているケースが多く、タブレットの盗難などによりアカウント情報が第三者に知られてしまうと、すべての顧客情報にアクセスされるリスクがあります。

そのため、基本的にはタブレットを店舗の外に持ち出さないことが重要です。また、パスワード管理の徹底や定期的なソフトウェアアップデート、スタッフへのセキュリティ教育といった継続的なセキュリティ対策が求められます。

不正アクセスやウイルス感染などのサイバー攻撃への備えも必要で、適切なセキュリティ対策を実施することが電子カルテを安全に運用するための前提条件となります。

既存データの移行作業が発生する

紙カルテで顧客情報を管理している店舗では、電子カルテの導入時に、既存データの移行が必要です。データの移行は、顧客数が多いほど負担は大きくなり、時間とコストがかかります。

顧客数が少ないうちに移行すれば、作業負担を最小限に抑えられるため、電子カルテの導入は早い段階での検討がおすすめです。

美容室やビューティーサロン向けiPadで使える電子カルテ5選！

電子カルテは、顧客情報を管理し効率的に保存できるサービスです。
電子カルテシステムは単体でも利用できますが、予約システムや会計システムと連動するとより便利です。
こちらでは、顧客管理システムを含む5つの電子カルテサービスをご紹介いたします。

• ビューティーパレット
• SALON BOARD（サロンボード）
• BeKARTE（ビカルテ）
• A’staff（エースタッフ）
• Bionly（ビオンリー）

iPadで使える電子カルテ5選

※システム連携した場合

ビューティーパレット

出典：ビューティーパレット公式サイト
ビューティーパレットは美容室やネイルサロン、エステサロンなど美容に関するサロンワークをアシストする電子カルテシステムです。
フレキシブルな手書き操作が可能な電子カルテは、これまで紙カルテに慣れていたスタッフもすぐに利用可能な使い勝手が魅力です。

ビューティーパレットは電子カルテ以外にも美容サロンに必要な予約受付機能や会計システムと連携することで、サロン経営に必要な機能を一度に導入できます。
また、ビューティーパレットには充実のサポート体制が整っています。

導入の際には、タブレットの初期設定や会計システムのテスト確認など、さまざまな作業が発生します。
ビューティーパレットのサポートシステムでは、導入前のこれらの大変な作業をスタッフが行うため、忙しいオーナー様も安心です。
また、初期費用・工事費が無料なので、導入時の費用を抑えたい方にも安心です。

導入後はメールからのお問い合わせが24時間いつでも受付可能で、電話によるサポートも行っています。
それでも解決しない場合は、スタッフによる訪問サポートを行っているなど、導入後の保守サポートが充実している点も魅力です。

美容室やエステサロンの顧客管理なら 電子カルテの【ビューティーパレット】

SALON BOARD（サロンボード）

出典：SALON BOARD公式サイト
サロンボードはホットペッパービューティーが提供する電子カルテシステムです。
複数のサイトからの予約を管理する一元管理予約システムが搭載された、使い勝手の良いプラットフォームです。

電子カルテや顧客管理、Web予約、レジ会計機能、集計・分析機能といったサロンワークに必要な機能が利用できます。

サロンボードは、ホットペッパービューティーでも使用可能な事前決済システム「スマート支払い」が利用可能です。

BeKARTE（ビカルテ）

出典：BeKARTE公式サイト

BeKARTEは美容室・エステサロン・鍼灸院向けの電子カルテシステムを取り扱っています。
サロンワークに必要な顧客カルテの作成やお客様情報を入力して顧客管理が可能です。
複数の媒体からの予約受付も一元管理できるため、ダブルブッキングの心配がありません。

また、BeKARTEは契約管理ができる電子カルテでもあり、タブレットで直接契約書に署名ができます。
コースチケット、プリペイドチケット、売掛金の管理なども行えますので、チケット制のメニューを採用しているサロンでも、管理が簡単です。

A’staff（エースタッフ）

出典：A’staff(エースタッフ)公式サイト

A’staff(エースタッフ)では、サロンで働くスタッフが使いやすい電子カルテシステムを取り扱っています。
顧客管理や予約表、POSレジといったサロン開業に必須のサービスはもちろん、フレキシブルな操作感が魅力の手書き機能が搭載した電子カルテをオプションで利用できます。
iPad端末を利用したい場合も、追加オプションで導入可能です。

さらに電子カルテ機能には、電子同意書も使用できます。
電子同意書は、まつ毛パーマやエステなどの美容メニューを取り扱う際にもスペースをとらずに保管可能なため、利便性が高い機能です。

Bionly（ビオンリー）

出典：Bionly公式サイト

Bionly（ビオンリー）は、サロン運営に必要な機能がバランスよく整ったサービスを展開しています。
サロンワークに便利な手書き対応電子カルテは、幅広い美容サロンで導入されつつあります。
手書き対応の電子カルテは、施術の際のポイントやお客様との会話の内容をダイレクトに書き込めるので、紙カルテのような使い心地です。

その他にも、ビオンリーでは顧客管理や予約機能、スタッフの勤怠管理といった、サロン運営に必要な機能が揃っています。

美容室やサロン向け電子カルテはビューティーパレットがおすすめ

iPadで電子カルテを利用したいサロンオーナー様なら、ビューティーパレットがおすすめです。ビューティーパレットでは以下の便利な7つの機能を利用できます。

①ベース画像設定機能

ビューティーパレットでは、ベースとなる台紙を設定できる機能がついています。
この機能があれば、これまで使用してきたカルテと同じ内容のものを基本台紙として使えるので、紙カルテから電子カルテに変更したい場合でも、スムーズに移行できます。

②手書きカルテ機能

ビューティーパレットの電子カルテシステムでは、文字入力だけではなく手書き入力が可能です。
手書きでどんどん書き込んでいけるフリーハンド機能は、写真や図に直接メモを残せるため、紙カルテのような使い心地を実現します。

③受付状況一覧機能

ビューティーパレットと顧客管理システムを連動させることで、お客様の予約状況を簡単に管理できます。
これまで受付でしか確認できなかった予約が、ビューティーパレットのシステムを導入すると、持ち運びに便利なiPadでも確認可能です。
予約内容も、店舗や担当者ごとにチェックできるので、ひと目で予約状況を把握できます。

④予約台帳連動機能

複数の予約管理システムを使用していると、予約情報を何度も入力しなければいけない…そんな手間が発生していませんか？
ビューティーパレットでは、電子カルテなどから登録した予約情報も、POSシステムと連携すれば自動で反映されます。
何度も複数の管理画面で予約を入力しなくても良いため、業務の効率化を図れます。

⑤顧客画像確認/撮影機能

ビューティーパレットでは施術前後のビフォーアフターや、完成したスタイルを簡単に記録できます。
方法はお客様が来店する度にタブレットで写真撮影するだけでOKです。
今まではカメラやスマートフォンで撮影していた写真を、カルテに毎回同期する必要がありましたが、ビューティーパレットならこれらの作業もiPadのみで完結します。

⑥テキスト入力機能

手書きのカルテは便利ですが、全ての内容をフリーハンドで記述するのは大変です。
ビューティーパレットの電子カルテは、手書き機能だけではなくテキスト入力も可能な仕様です。
カルテの使用頻度が多いサロン様の場合でも、スマホを使うような感覚で操作できて簡単に書き込めるので便利です。

⑦拡張機能がついている

ビューティーパレットには、「顧客管理システム」の他にも「予約機能」や「会計システム」など、同時に導入するとサロンワークがさらに便利になる拡張性の高いプランがあります。
ビューティーパレットでは、サロン運営されているオーナー様のニーズをお伺いし、必要な機能を厳選したプランをご提案いたします。

現在、便利な手書き機能が搭載されたビューティーパレットの電子カルテシステムを、お得なキャンペーン価格でお買い求めいただけます。
予約機能「KANZASHI」や会計（POS）システム「サロエボ」といった、拡張性の高いプランもご用意しておりますので、ぜひこのご機会にご検討ください。

ビューティーパレット導入後のお客様の声

ビューティーパレットを導入したお客様から、実際に使ってみて良かった点や作業の効率化を実感できたという声をいただいています。
具体的な内容を以下でご紹介いたします。

抱えていた課題

総合ビューティーサロンR様は、幅広いメニューを提供する総合ビューティーサロンで、お客様との信頼関係を重視し、個々のニーズに合ったメニューを提案しています。
業務において顧客カルテの重要性が高いため、これまで紙カルテを使用していましたが、電子カルテへの移行を検討しているとのことでした。

総合ビューティーサロンR様の概要

導入効果

実際にビューティーパレットを導入していただいて、主に以下の4つの導入効果を実感されました。

1. 紙カルテの保管場所が必要なくなり、スペースに余裕ができた。
2. 検索機能や手書き機能によって、効率的なカルテ管理ができるようになった。
3. お会計時のミスが減った。
4. サロンワーク全体の業務効率化につながった。

ビューティーパレットは、電子機器に慣れていない方でも簡単に始められる、使いやすい電子カルテです。
紙カルテの管理にお悩みのオーナー様は、ぜひ電子カルテの導入をご検討ください。

まとめ

こちらの記事では、iPadで利用可能な電子カルテシステムをご紹介しました。
ビューティーパレットは、お手持ちのiPadでも利用可能な手書きできる電子カルテシステムです。
フレキシブルな操作感と他のシステムとの連携性により、様々な場面で優れたパフォーマンスを発揮します。
また、電子カルテ機能だけでなく、予約機能や会計システムとのスムーズな連携も特長であり、サロン全体のシステムを見直したい方にもおすすめです。

サロン経営を検討中の方や電子カルテに興味のあるオーナー様は、ぜひビューティーパレットをご活用ください。
現在、キャンペーンも実施中ですので、この機会にお得で便利な電子カルテシステムを導入しましょう。